日本最大のタイヤメーカーである株式会社ブリヂストン (TYO:5108) は、新興市場での高まる需要に対応すべく西インドに第2のタイヤ生産工場を建設するため、約500億円を投資する予定であると語った。
Sydney, 2010年3月31日, AEST (ABN Newswire) - 上向きな消費者信頼感と住宅価格データの報告を受け、火曜日のウォール街は若干増を記録した。 Apple Inc. (NASDAQ:AAPL) が新型 iPhone を開発中とのニュースにより、テクノロジー株は支えられた。昨日のアジア市場は大半が値を上げて取引を終えた。今週、投資家たちは米国の非農業部門雇用者数データへ関心を寄せ、労働市場の改善を予測している。鉄鋼メーカーに先導され日本の株式は大半が上昇した。日経は1%上昇。香港のハンセン指数は0.7%上昇、中国の上海総合は0.2%上昇した。韓国の Kospi は0.5%上昇となった。
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日本最大のタイヤメーカーである株式会社ブリヂストン (TYO:5108) は、新興市場での高まる需要に対応すべく西インドに第2のタイヤ生産工場を建設するため、約500億円を投資する予定であると語った。この新工場は2013年の操業開始が予定されており、2020年末時点での1日当たりの生産能力は乗用車用ラジアルタイヤ10,000本とトラック・バス用ラジアルタイヤ3,000本に達する見込みである。中央インドにあるブリヂストンの第1タイヤ工場は1日当たり13,000本の乗用車用タイヤを生産する能力を持ち、2012年下半期には1日当たり400本のトラック・バス用タイヤ生産能力も備える予定である、と同社は語った。
日本第2位の規模の建設機械メーカーである日立建機株式会社 (TYO:6305) は、急速に成長する市場での売上拡大に向けインドの建設機械企業を子会社化するため226億円を支出する予定であると語った。同社は Tata Motors Ltd (BOM:500570) とのジョイントベンチャーにおける持分を40%から60%へと引き上げる予定である。
中国の銀行 Bank of Communications Co. (SHA:601328) (HKG:3328) は火曜日、5.6%増となる2009年の純利益301億2,000万元を報告した。これは主に同行のクレジットカード事業や保険・資産管理商品からの純料金収入における29%増による。正味の金利差益は2009年の低水準から回復を続けるものと同行は見込んでいる。 Bank of Communications は今年において融資成長率を20%へ削減する計画を立て、上海と香港での株主割当発行を通じ最高で420億元を調達することを計画している。同行の株式19%を保有する HSBC Holdings PLC (LON:HSBA) はこの株主割当発行に対し完全出資を行う予定である。
韓国の POSCO (SEO:005490) は4月-6月の硬質コークス用炭輸入に対し、同社の主要供給業者へ1トン当たり200米ドルを支払うことに合意した。これは日本企業が今月合意した価格と一致する。この四半期ベース契約価格は昨年の基準価格から55%増となる、と POSCO は発表した。
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